2020年07月31日
東海大学 文化社会学部広報メディア学科の笠原一哉先生『学生の授業アンケートから選んだ 「いい授業」』優秀賞を受賞
イマキクを授業で活用された東海大学 文化社会学部広報メディア学科の笠原一哉先生が『学生の授業アンケートから選んだ 「いい授業」』優秀賞を受賞されました。
その中から、記事の一部をご紹介いたします。
目次
東海大学 文化社会学部広報メディア学科 笠原一哉 先生 ご紹介
学位
修士(政治学)
専門分野
ジャーナリズム論/ メディア史
主要授業担当科目
新聞・出版論/ 新聞報道論/ ジャーナリズム・ゼミナール/ ジャーナリズム研究
『学生の授業アンケートから選んだ「いい授業」』とは?(天問堂による補足)
この賞は2002年度から現在まで行われています。
年に一度、東海大学に在籍されている多くの先生の中から、わずか5名の方が選ばれる大変名誉のある賞です。
※この内容は、東海大学教育支援センターの許諾を得て掲載しています。
グループワークで多様な見方を養う
世の中の出来事やジャーナリズムの役割に対して、複眼的な視点を主体的に身に付けてもらうため、大人数授業でもグループディスカッションを中心に授業を設計しています。
冒頭に論点を提示して授業の目的を確認した後、議論に必要な知識を共有したうえでディスカッションを行います。各グループの議論の結果は学生のスマホに表示して優れた意見に投票してもらい、成績に反映することで積極的な参加を促しています。
また議論しやすい環境をつくるため、
①グループは予めこちらで4人1組に分けておく
②座席を指定する
③ディスカッションの際に教室を回り、積極的に声をかけて雰囲気を盛り上げる
などを行っています。
笠原先生の『授業をよくするため』のテクニック
1.わかりやすくする
パワーポイントでは、多くの情報を一度に表示して負担感を与えないよう、2~3 行ずつ小出しにしています。
ワークシートは重要な部分のみを空欄にし、テーマについて考える余裕を持って埋められるようにしています。
2.関心を持たせる
なるべく学生に身近な具体的な事例から出発するようにしています。
またポイントとなる論点について、オンラインソフトの投票機能を使ってリアルタイムでアンケートを行うなど、双方向のやり取りを心がけています。
3. 聞き取りやすくする
つい早口になってしまうので、大教室でもなるべく学生一人ひとりと目線を合わせ、理解度を確かめながら話すことを意識しています。
またアドリブに弱いので、事前にリハーサルをして話す内容を吟味するようにしています。
「いい授業」のために「イマキク」を利用
受講者がリアルタイムでコメントを投稿したり投票できるソフトです。
学生はQRコードをスマホで読みとって指定サイトにアクセスするだけ。
授業の感想を毎回得られ、出席管理もできるので非常に助かっています。
学生からの声
笠原先生の授業では、“イマキク” というツールを使うところが特長です。
リアルタイムで投票をしたり、グループで話し合った意見をコメント投稿で共有する時間があるのでアクティブに授業へ参加できました。
また新聞記事や映画など様々な資料を紹介して下さったり、基礎知識だけではなく先生ご自身の記者時代の経験に基づいたお話をして下さり大変参考になりました。
質問などにも丁寧に答えてくださりとても感謝しています。
引用:
東海大学教育支援センター「2020学生の選んだ「いい授業」優秀賞受賞者」, 東海大学FD推進情報ウェブサイト,2020学生の選んだ「いい授業」優秀賞受賞者,2020年
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